User Onboarding Token

「User Onboarding Token」とは、受注(クラウド製品)に含まれるデジタルコードで、お客様の誰もが技術管理者を特定し、 S ユーザー管理者を作成するために使用できます。技術管理者には、スーパー管理者またはクラウド管理者のロールが割り当てられます。

この S ユーザー管理者には、SAP for Me ポータルで SAP 関連のタスクを実行するために必要なすべての権限が付与されます。以下は、管理者の主な役割と責任です。

  • 追加の S ユーザー ID を登録します。
  • 全ユーザーのアクセス権を更新します。
  • 必要に応じてスーパー管理者をサポートするか、その代理となれるよう、追加のスーパー管理者を最低 2 名は登録することをお奨めします。

SAP の管理者コンセプトに関する詳細については、サイト「User, authorization and administrator concept」をご覧ください。

初期 S ユーザーオンボーディングプロセスの今後の改善:こちらの 30 分のビデオを視聴し、改善されるUser Onboarding Token プロセスの詳細をご確認ください。

プロセス

ステップ 1

User Onboarding Token は受注に含まれており、会社の技術管理者ロールに適した人物と共有する必要があります。

ステップ 2

トークンを適切な人物と共有すると、「User Onboarding Token サイト」で使用できるようになります。

  • トークンを使用するには、SAP Universal ID が必要です。
  • ユーザーは、トークンコードの入力が求められます。
  • 会社から提供された電子メールアドレスを確認するよう求められます。

製品を有効化するには、Customer Onboarding Resource Centers または SAP Universal ID にアクセスしてください。

ステップ 3

SAP がトークンの使用者を技術管理者(クラウド受注)としてSAP システムの更新をします。

ステップ 4

S ユーザー管理者が登録され、トークンの使用者に割り当てられます。

これ以降、技術製品関連の通知、更新通知、および S ユーザーの有効期間通知はこの人物に送信されます。

よくある質問 (FAQ)

User Onboarding Token は、購入に対する受注で確認できます。

トークンを使用した場合の主な結果として、次の 2 つが挙げられます。

  1. トークンを使用した人物が、該当する受注の技術管理者になります。該当する SAP 製品の稼動開始に関する技術的な通知は、すべてこの人物に送信されます。
  2. この人物に S ユーザー(または拡張 S ユーザー権限)が割り当てられ、SAP for Me およびその他 SAP サポートサイトへのアクセスが許可されます。

トークンは、購入側の会社で該当 SAP 製品の技術管理者に指名されている人が使用する必要があります。この人に S ユーザー管理者が割り当てられ、SAP から技術的な通知が送信されます。

トークンは、お客様が受注を受領した時点で有効になり使用できるようになります。

トークンが使用できるのは一度きりです。

トークンを使用する必要はありません。販売前に SAP が特定した技術管理者が受注に記載されます。その人が正しく特定されている場合は、トークンを無視してかまいません。

トークンは社内の人が使用することをお奨めします。技術管理者は継続的なコミュニケーションのための重要な連絡先であり、その役割は常に社内で担当することが理想的です。外部から管理者を追加する必要がある場合は、最初の管理者が追加のS ユーザー管理者を追加作成することができます。

代替トークンが必要な場合は、SAP ヘルプデスク(CIC)にご連絡ください。

SAP は、お客様からの入力情報と、販売プロセスにおける過去のインタラクションに基づいてお客様の電子メールアドレスを決定します。お客様の電子メールドメインが正しくない場合は、SAP ヘルプデスク(CIC)にご連絡ください。

トークンが使用できるのは一度だけです。また、登録から 2 カ月以内に使用する必要があります。

トークンの使用は、SAP との将来のコミュニケーションに影響します。トークンを不適切な人物が使用してしまった場合は、受注の技術管理者を再割り当てするため、SAP ヘルプデスク(CIC)に連絡してください。トークンを新規に発行することはできませんが、SAP が技術管理者を修正し、新しいS ユーザー管理者を発行することができる修正アクションがあります。