S ユーザーの有効期間

S ユーザーライフタイムサポートページへようこそ。企業の機密情報を保護し、GDPR のコンプライアンスを徹底するため、SAP は 2020 年 6月 2 日よりすべての S ユーザーに有効期限を設定し、お客様とパートナーによるユーザー管理をサポートしています。S ユーザーの有効期限は、ユーザープロファイルで確認できます。管理者は、ユーザーアカウント管理のアクティビティに関連する詳細情報をユーザー管理アプリケーションで確認できます。

S ユーザーの有効期間プロセス

フェーズ 1:有効

  • S ユーザーの有効期間とともに、S ユーザー ID の「有効期限」が設定されます。つまり、すべての新規ユーザーに、デフォルトで 24 カ月の有効期間が設定されます。
  • 管理者は、必要に応じて有効期限を変更できます。
  • すべての S ユーザー ID に対し、有効な電子メールアドレスが必須になりました。

フェーズ 2:期限切れ間近

  • 期限切れ間近のフェーズは 90 日間です。
  • S ユーザーが期限切れ間近のフェーズに入ると、直ちに管理者に通知が送信されます。これらの通知が送信された時点では、S ユーザーへの影響はありません。
  • S ユーザーには、S ユーザー ID の有効期限に達する 30 日前、14 日前、2 日前の 3 回、電子メールによる通知が行われます。
  • 管理者は、各ユーザーの S ユーザーの有効期間を延長するか、そのまま期限切れにするかを選択できます。また S ユーザー ID はいつでも削除することができます。注記:一括更新も利用できます。
  • S ユーザーは、セルフサービスを利用し、自分の ID の有効期限延長をいつでも依頼できます。注記:S ユーザーは有効期限に何らかの変更が行われると通知を受け取ります。

フェーズ 3:期限切れ

  • 有効期限に達してから 90 日間、S ユーザー ID は無効化されます(この時点では S ユーザー ID は削除されません)。
  • 無効化された S ユーザーは、SAP のプラットフォームやシステムには認証されなくなります。
  • S ユーザーには、有効期限切れに関する確認通知が送信されます。
  • 管理者は、ユーザー管理アプリケーションで期限切れの S ユーザーを確認できます。
  • まだ削除されていない S ユーザー ID は管理者が再有効化できます。

フェーズ 4:削除済み

  • 有効期限が切れてから 90 日が経過した S ユーザーは削除されます。
  • 管理者は、削除された S ユーザー ID を削除から 12 カ月間は表示できますが、再有効化することはできません。 
  • 削除された S ユーザー ID で SAP システムに再びアクセスする必要がある場合、管理者は、該当する個人に対して S ユーザー ID を新規登録する必要があります(削除された S ユーザー ID はすでに存在しません)。 
  • 注記:削除された S ユーザー ID は、SAP でも復元できません。
  • 削除された S ユーザーの履歴も、SAP システムから完全に削除されます。

よくある質問 (FAQ)

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スーパー管理者、クラウド管理者、ユーザー管理者、セキュリティマネージャー、テクニカル通信ユーザー、P ユーザーを除く、すべての新規および既存 S ユーザーが対象です。

2020 6 2 日より、新しいユーザー管理プロセスの一環として、S ユーザーの有効期間の適用はすべてのカスタマーとパートナーで必須となりました。

S ユーザー ID 情報に有効な電子メールアドレス情報が含まれていない場合、S ユーザー ID のステータスは「無効」に設定されます。無効な S ユーザー ID は使用できません。S ユーザー ID を再有効化するには、不足している情報をユーザー管理者が提供する必要があります。

SAP One Support Launchpad のユーザープロファイルで通知が有効になっていることを確認します(ユーザードロップダウンメニューから[通知管理]を選択)。また、notification-service@sap.com が迷惑メールフォルダーや削除済みメールフォルダーに分類されていないことを確認します。

報告者の S ユーザー ID が削除済みや期限切れであっても、インシデント処理プロセスは影響を受けません。ただし、S ユーザー ID がすでに期限切れになっている場合は、ユーザー管理者に連絡し、再有効化および有効期限の延長を申請してください。処理が完了すると、再びインシデントにアクセスできるようになります。一方、S ユーザーが削除されている場合は、インシデント処理を再開するために新規 S ユーザー ID を申請する必要があります。新規 ID が登録されるまでの間は、インシデント権限を持つ社内の他のアクティブユーザー全員がインシデントを引き継ぎ、処理することができます。

はい。管理者は各ユーザーの有効期間を期限切れになる前にいつでも更新できます。一括更新機能は、ステータスが有効、期限切れ間近、または期限切れの S ユーザーのみに使用できます。S ユーザーの有効期限は 24 カ月後以内にのみ設定できます。

注記:管理者は、会社として引き続き必要な S ユーザーの有効期間のみを延長する必要があります。

はい、管理者は S ユーザー ID をいつでも削除できます。

S ユーザーは、有効期限に何らかの変更が行われると通知を受け取ります。

期限切れ間近の S ユーザー ID に関する通知は、すべての管理者(スーパー管理者、クラウド管理者、ユーザー管理者、パートナーセキュリティマネージャー)に送信されます。

カスタマーとパートナーは、SAP ONE Support Launchpad の [ユーザ管理をサポート]タイル(パートナーの場合は[自分のユーザを管理]アプリケーション)を使用してユーザーの[有効期限]を確認できます。[アクション]列を使用して、有効期限を延長できます。

KBA 2928052 - S ユーザー ID 有効期間情報 - SAP ONE Support Launchpad を参照してください。それでも問題が解決しない場合は、サポートチームが詳しく調査できるよう、正式なサポートチケットを発行してください。

いいえ。S ユーザーの有効期間を自動延長する機能はありません。S ユーザー ID の新規作成時には、有効期間が 2 年にデフォルト設定されます。ユーザー管理者は、必要に応じて有効日付を変更できます。[最終ログイン]日付は、ユーザー管理者が S ユーザー ID がまだ使用されているかどうかを判断し、延長を許可するために使用できます。

VAR パートナーにも同じガイドラインとルールが適用されます。管理者は S ユーザー ID を定期的に更新する必要があります。パートナーにも、カスタマーと同様に組織内の期限切れ間近のユーザーに関する通知が送信されます。  
また、インシデント管理に SAP Solution Manager を使用している場合は、AISUSER テーブルの S ユーザー ID が有効であることを確認してください。これらの S ユーザー ID は、SAP サポートへのインシデント転送に使用されます。使用されている S ユーザー ID が期限切れ、無効、または削除済みである場合、SAP サポートにインシデントを転送できません。

いいえ、エンドカスタマーの S ユーザー ID の期限切れに関する通知は、エンドカスタマーのみに送信されます。エンドカスタマーの S ユーザー ID は、エンドカスタマーが自身の責任で管理します。

VAR のユーザー管理者は、すべての S ユーザー ID とその有効期限の概要を確認できます。

SAP Solution Manager システムでは、エンドカスタマーまたは VAR パートナーのエンドカスタマーの S ユーザー ID が期限切れまたは削除済みである場合でも、SAP Solution Manager 内でインシデントの読込および更新を行うことができます。ただし、SAP への転送に関連する S ユーザー ID(「報告者」または「作成者」)が期限切れまたは削除済みである場合は、SAP Solution Manager から SAP にインシデントを送信または転送できません。そのため、S ユーザー ID の有効期限が切れている場合は、ユーザー管理者に連絡して S ユーザー ID を再有効化し、その有効期限を延長してください。  
S ユーザー ID の有効期限の更新状況をエンドカスタマーが常に把握し、適宜更新を行うことが重要です。S ユーザー ID が更新されないと、SAP との間でインシデントのやりとりが正常に行われなくなる可能性があります。

はい。VAR パートナーがアクティブなエンドカスタマー S ユーザー ID を把握している場合、テーブル AISUSER から[担当者]エントリーをアクティブな S ユーザー ID に変更できます。SAP Note 2511493 も参照してください。

いいえ、各種 SAP ポータルおよび SAP システムへのログインにも関連します。

はい。エンドカスタマーは、それぞれの組織に対して作成されたすべての S ユーザー ID を管理およびレビューし、期限を延長する S ユーザー ID と延長しない S ユーザー ID を自身で決定する必要があります(必要に応じ、S ユーザー ID をマニュアルで削除することもできます)。このために、ユーザー管理者は[最終ログイン]日付を参照し、この日付に基づいて S ユーザー ID がまだ使用されているかどうかを判断できます。VAR エンドカスタマーは、SAP へのインシデント送信時にサービスプロバイダーによって使用されている S ユーザー ID を意識し、サービスプロバイダーに確認する必要もあります。VAR エンドカスタマーは、それらの S ユーザー ID が期限切れでないことを確認する必要があります。期限切れが発生すると、SAP Solution Manager へのインシデント転送時に問題が発生します。

パートナーユーザーの有効期間に関する一般的な情報および FAQ については、こちらを参照してください。