S ユーザーの有効期間

SAP は、すべての S ユーザー ID を対象として、S ユーザーの有効期間プロセスを導入します。

企業の機密情報を保護し、GDPR のコンプライアンスを徹底するため、SAP 2020 6 2 よりすべての S ユーザーに有効期限を設定し、お客様とパートナーによるユーザー管理をサポートしています。

詳しくは、S-user lifetime one-pager をご覧ください。

S ユーザーの有効期間プロセス

新規 S ユーザー

  • S ユーザーの有効期間とともに、S ユーザー ID に「有効期限」が設定されます。つまり、すべての新規ユーザーに 24 カ月の有効期間がデフォルト設定されます。
  • 新規 S ユーザーの依頼時に、有効期限を入力する入力必須項目があります。(最長 24 カ月)
  • 契約社員やインターンなどの短期雇用者については、管理者が必要に応じて有効期限を短く設定できます。
  • 登録した有効期限は、必要に応じていつでも調整できます。(最短 1 日までの短縮と最大 60 カ月までの延長が可能)

既存 S ユーザー

  • すべての既存 S ユーザー(スーパー管理者、クラウド管理者、ユーザー管理者、セキュリティマネージャー、テクニカル通信ユーザーを除く)の ID に、S ユーザーの有効期間が適用されます。
  • S ユーザー ID の有効期限は、次のうち最も先の日付になります。
    • S ユーザー ID の登録から 2 年後
    • 前回のログインから 2 年後
    • 2020 年 10 月 20 日
  • 既存ユーザーの有効期間は、必要なだけ延長できます。(最短 1 日、最長 60 カ月)

有効期限切れ間近の S ユーザー

  • S ユーザー ID の有効期限に達する 3 カ月前に、各管理者に対する通知が行われます。この通知の時点では、S ユーザーへの影響はありません。
  • S ユーザーには、S ユーザー ID の有効期限に達する 30 日前14 日前2 日前の 3 回、電子メールによる通知が行われます。
  • 管理者は、各ユーザーの S ユーザーの有効期間を延長するか、そのまま期限切れにするかを選択できます。注記:管理者は、会社として引き続き必要な S ユーザーの有効期間のみを延長する必要があります。 

有効期限切れの S ユーザー

  • 有効期限に達してから 90 日間、S ユーザー ID は無効化されます。(この時点では S ユーザー ID は削除されません)
  • 無効化された S ユーザーは、SAP のプラットフォームやシステムには認証されなくなります。
  • 管理者は、この状況をユーザー管理ツールで確認できます。
  • 管理者は、まだ削除されていない S ユーザー ID を再有効化できます。

削除された S ユーザー

  • 有効期限に達してから 90 日後に、S ユーザー ID は削除されます。
  • 管理者は、削除された S ユーザー ID を削除から 12 カ月間は表示できますが、再有効化することはできません。
  • 削除された S ユーザー ID で SAP システムに再びアクセスする必要がある場合、管理者は、該当する個人に対して S ユーザー ID を新規登録する必要があります。(削除された S ユーザー ID はすでに存在しません)
  • 注記:削除された S ユーザー ID は、SAP でも復元できません。
  • 削除された S ユーザーの履歴も、SAP システムから完全に削除されます。

通知

  • 90 日以内に有効期限に達するすべての S ユーザー ID が、S ユーザー ID を管理する権限を持つ管理者に毎月通知されます。管理者は、ユーザーの有効期限をいつでも調整できます。
  • S ユーザーには、ID の有効期限に達する 30 日前に通知されます。S ユーザーは、セルフサービスを利用し、ID の有効期限延長をいつでも依頼できます。

インターフェース

FAQs

よくある質問:

スーパー管理者、クラウド管理者、ユーザー管理者、セキュリティマネージャー、テクニカル通信ユーザー、P ユーザーを除く、すべての新規および既存 S ユーザーが対象です。

はい。管理者は各ユーザーの有効期間を期限切れになる前にいつでも更新できます。一括更新機能は、ステータスが[期限切れ間近]または[期限超過]である S ユーザーのみに使用できます。S ユーザーの有効期限は、24 カ月後以内にのみ設定できます。

注記:管理者は、会社として引き続き必要な S ユーザーの有効期間のみを延長する必要があります。

有効期限切れ間近の S ユーザー ID については、スーパー管理者、ユーザー管理者、パートナーセキュリティマネージャーを含むすべての管理者に通知されます。

はい。管理者は S ユーザー ID をいつでも削除できます。

「報告者」が削除されたり、期限切れになったりしても、インシデント管理には影響しません。インシデント権限を持つ社内の他のアクティブユーザー全員がインシデントを引き継ぎ、処理することができます。

2020 年 6 月 2 日より、新しいユーザー管理プロセスの一環として、S ユーザーの有効期間の適用はすべてのお客様とパートナーで必須となりました。