新しいセキュアエリア(ご対応をお願いします)
セキュアエリアでは、リモートアクセスで使用されるお客様のログオンデータ(ユーザー名、パスワード、サーバー名など)が保存されます。2018 年 9 月 27 日に、以前のセキュアエリアに代わって、SAP Fiori の設計原則に従って刷新されたセキュアエリアが登場しました。新しいセキュアエリアはベースとなるデータ構造が異なるため、すべての既存データを移行することができません。刷新されたセキュアエリアの本稼動開始後、ログファイルは拡張フォーマット(リモートアクセスの場合などは追加データを含む)で再作成されています。
推奨事項
- 古いログファイルをダウンロードしてアーカイブすることをお勧めします。刷新されたセキュアエリアでは、移行期間中は以前のログファイルをダウンロードできるオプションを提供していますが、古いコンプライアンスログを今すぐバックアップしておくことをお勧めします。
- また、保存されているログオンデータが正確か確認していただきますようお願いします。これは特に、複数の SAProuter が連結されているランドスケープで重要です。このようなランドスケープでは、すべてのログオンデータを新しいセキュアエリアに自動的に移行できない場合があります。
詳細は SAP Note 2694570 をご参照ください。
新しいセキュアエリアの本稼動開始後、ログファイルは拡張フォーマット(リモートアクセスの場合などは追加データを含む)で再作成されます。
また、新しいセキュアエリアがリリースされましたら、保存されているログオンデータが正確かどうか確認していただきますようお願いします。これは特に、複数の SAProuter が連結されているランドスケープで重要です。このような場合、すべてのログオンデータを新しいセキュアエリアに自動的に移行できない可能性があります。
新しいセキュアエリアについて
新しいセキュアエリアではユーザーインターフェースが刷新されたため、操作性が向上します。拡張された機能により、リモート接続プロセスでエラーが発生しにくくなります。また、ログオンデータへのアクセスがより詳細に定義され、コンプライアンス要件の増加に対応するため、監視も厳格化されます。
主要な機能
- ユーザーインターフェースの改善により、アプリケーションの操作性が向上しています。
- 関連付けられているインシデントがなくてもログオンデータにアクセスできます。
- アクセスの理由(インシデントの処理など)を示していただく必要があります。
- SAP サポートのエンジニアが、ログオンデータがお客様から提供されているか(エンジニアが必ずしもログオンデータを確認するとは限りません)、お客様がそのログオンデータを参照する権限があるかどうかを確認いたします。
- 連結された最大 3 台の SAProuter のログオンデータを保存できます。
- 期限切れになったログオンデータは、ビューで非表示になるだけでなく削除されます。データの作成者は、電子メール通知にご登録いただけます。
セキュアエリアでは、リモートアクセスで使用されるお客様のログオンデータ(ユーザー名、パスワード、サーバー名など)が保存されます。リモートアクセスは、SAP サポートの担当者がインシデントを調査する際に必要になることがあります。