ラインオープナープログラム (LOP)
半自動サービス回線オープナー (LOP) の新しい必須バージョン
注記:
SAP のバックエンドシステムの 1 つを移動するには、新しいバージョンの半自動サービス回線オープナー (LOP) を使用する必要があります。調整が行われたたため、SAP Java コネクタを使用する必要はなくなりました。新しいバージョンのみでサービス接続をオープンできるようになりました。問題が発生した場合は、半自動サービス回線オープナー (LOP) の PDF をご確認いただくか、コンポーネント XX-SER-NET でケースを登録してください。
新しいバージョンをダウンロードするには、このページのリンクをお使いください。
ラインオープナープログラムの動作
SAP がお客様のシステムへのサービス接続を依頼した際は、お客様の側でその接続をオープンする必要があります。LOP の利用によりこのプロセスの一部を自動化し、お客様の手間を軽減することができます。
SAP の従業員がお客様のシステムにアクセスする必要がある場合は、オープン依頼を登録します。これは、お客様が SAP 側でオープンできることを SAP に明示的に許可したシステムについてのみ行うことができます。LOP は、HTTPS 経由でサービスバックボーンに定期的に接続して、お客様のシステムに対するオープン依頼があるかどうかを調べます。オープン依頼があれば、LOP はお客様の SAProuter と SAP 間の接続をオープンし、ネットワーク接続がオープンされたことを通知する電子メールをお客様に送信します。
ただし、Semi Automatic Opening が有効になっており、お客様のシステムに SAProuter 経由で接続できる状態になっている(つまり、同じ SAProuter 経由で別のシステムへのリモート接続がオープンしている)場合は、LOP を使用せずに接続が確立されることにご注意ください。
Java 半自動サービスラインオープナー (LOP)
半自動ラインオープナープログラムが Java でリライトされ、プラットフォームに依存しない Semi Automatic Opening 機能がご利用可能になりました。設定後はフロントエンドツールまたはサービスとして稼動させることができます。
推奨ソリューションである、Solution Manager に統合された LOP と、スタンドアロンの Java LOP(主に Solution Manager をご自身で所有していないお客様向け)の両方が引き続きサポートされます。
Semi Automatic Opening のプロセス概要
プロセスのステップ
- SAP の従業員がお客様のシステムへのアクセスを依頼します。
- 依頼が SAP for Me に転送されます。
- LOP は SAP Support Portal を定期的にチェックし、アクセス依頼があるかどうかを調べます。
- アクセス依頼がある場合は、LOP がネットワーク接続をオープンします(電子メール通知が送信されます)。
- SAP の従業員が所定の SAProuter インフラストラクチャー経由でお客様のシステムに接続できるようになります。