Scope & Effort Analyzer

調整とテスト作業を最小限に   

Scope and Effort Analyzer は、SAP Solution Manager 7.1 SP11 で提供される SAP Solution Manager の新機能です。Scope and Effort Analyzer により、サポートパッケージまたは SAP enhancement package の適用によって発生する SAP ソフトウェアの変更の影響を、実際にインストールする前に分析できます。階層構造の結果レポートを読むことで、プロジェクトの計画、最適化、およびセットアップに役立つ分析結果をもれなく確認できます。

機能

  • 透明性 – 調整が必要なモディフィケーションとカスタムコードオブジェクトの把握
  • 予測 – ビジネスプロセスへの影響とテストすべき範囲の予測
  • 最適化 – 使用している機能だけに絞ったテストおよび調整作業
  • 柔軟性 – メンテナンスプロジェクトの計画フェーズの分析(計画フェーズのどの時点でも可能)

利点

  • ソフトウェアの変更を物理的に適用しなくても変更による影響を判断できる
  • ソフトウェアの変更を短時間で柔軟に導入できる
  • ビジネスプロセスやカスタムコードへの影響を可視化できる
  • 回帰テストおよび開発の調整で大幅にコストを削減できる
  • コストと工数を削減しながら短時間でソフトウェアの変更を適用できる

詳細情報

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Scope and Effort Analyzer を使用することにより、ソフトウェア変更イベントが SAP システムにどのように影響するかを明確に把握できます。生成される詳細な結果レポートから以下のことがわかります。

  • 計画されたメンテナンスイベントで予測される開発およびテスト工数
  • カスタム開発とモディフィケーションへの影響、およびオブジェクトリストへの直接アクセス
  • 影響を受けるすべてのプロセスの回帰テスト工数、およびテスト範囲の最適化を利用した際の削減可能性
  • 登録が推奨されるテストケースと関連工数

Scope and Effort Analyzer には、計画された変更イベントに関連する情報を収集するためのガイドプロシージャがあります。Scope and Effort Analyzer のすべての分析ステップは、必要なデータを入力するとバックグラウンドで実行されます。モディフィケーション、カスタムコードオブジェクト、およびビジネスプロセスへの影響が自動的に計算されます。

SAP Solution Manager の結果レポートには、プロジェクトを計画し、範囲を正確に定義し、プロジェクトチームに必要なスキルセットを見定めるのに役立つ分析結果や情報が示されます。Scope and Effort Analyzer を使えば、使用している機能だけに対象を絞ることでプロジェクト全体の工数を削減できます。

不足しているテストケースに関する推奨、価値ある自動化テストシナリオ、未使用のモディフィケーションの特定など、投資によって長期の節約効果や頻繁なメンテナンス作業の最適化を実現できる領域が数多くあり、コストと工数を大幅に削減しながらソフトウェアの変更を短時間で適用できます。

 

 

 

セキュアオペレーションマップでは、セキュアなオペレーションのトピック全体を 5 つの領域に分け、さらに 16 のトラックに分類しています。各トラックには、それぞれのトピックの概要と、セキュアオペレーションで重要となるアクティビティの概要が示されています。

セキュアオペレーションマップのトラックでは、次のトピックを扱っています。

SAP Solution Manager

SAP Solution Manager 7.1 SP11 SOLMAN_SETUP 設定:

  • システム準備
  • 基本設定
  • 管理対象システム構成(分析予定のすべてのシステムに対して実施)
  • カスタムコード管理(分析予定のすべてのシステムに対してステップ 1 ~ 6 を実施)

管理対象システム

  • SAP Solution Tools Plug-In (ST-PI):2008_1_x SP09 以降
  • SAP NetWeaver AS ABAP 7.01 SP10
  • SAP NetWeaver AS ABAP 7.02 SP09 + カーネル 720 パッチ 94
  • SAP NetWeaver AS ABAP 7.31 SP03 以上
  • SAP カーネル:バージョン 720 パッチレベル 430 以上、またはバージョン 721 パッチレベル 120 以上
  • システム使用状況情報(使用方法と手順のロギング、UPL)

重要:

本稼動システムの使用状況情報(使用方法と手順のロギング、UPL)は、3 カ月分以上収集することをお勧めします。使用状況のデータ量が十分あると、Scope & Effort Analyzer の分析結果の品質と信頼性が高まります。結果の品質を高めるには、主要なビジネスアクティビティと定期的なタスクがすべてログに記録されるようにする必要があります。

管理対象システムの UPL の設定と有効化は、トランザクション SOLMAN_SETUP のカスタムコード管理設定に含まれています。

免責事項

Scope and Effort Analyzer は、SAP ソフトウェア導入プロジェクトに関連する範囲と工数の概要を知るための計画ツールであることにご留意ください。このアプリケーションの分析対象は、テストおよび開発管理工数に限定されており、メンテナンスプロジェクトのすべての関連工数が対象になるものではありません。さらに、ビジネス機能の有効化などの機能上の変更に関連する工数は、分析結果から明示的に除外されています。Scope and Effort Analyzer 結果レポートに含まれるデータは、実際のメンテナンスプロジェクト工数と比べてデータまたは工数が不足している場合があります。結果分析のデータはすべて、SAP のお客様への情報提供のみを目的としています。Scope and Effort Analyzer アプリケーションとそのコンテンツは、SAP AG およびその関連会社(「SAP グループ」)が情報提供のためにのみ提供するもので、いかなる種類の表明および保証を伴うものではなく、SAP グループは文書に関する誤記・脱落等の過失に対する責任を負うものではありません。SAP は、これらのアプリケーション等に含まれる情報、テキスト、グラフィック、リンク、その他の事項についてその正確性や完全性を保証するものではなく、また直接、特別、間接、または結果的損害であるか否かを問わず、ツールの使用に起因して発生する可能性のあるいかなる損害についても責任を負うものではありません。SAP ソフトウェア導入プロジェクトに関する責任は、引き続きお客様にあります。