SAP サポートバックボーンのアップデート

概要

SAP のサポートバックボーンは、お客様にテクニカルサポートを提供するために SAP 内に設置されている集中インフラストラクチャーです。サポートバックボーンは目的の異なるさまざまなシステムで構成されています。たとえば、SAP Support Portal インフラストラクチャー、メンテナンスプランナー、SNOTE 用インフラストラクチャー、SAP EarlyWatch Alert などが提供されています。お客様側では、SAP Solution Manager が、さまざまな目的(メンテナンスプランナー、SAP EarlyWatch Alert、IT サービス管理など)でデータ交換のためにサポートバックボーンに接続します。

SAP は重要なインフラストラクチャーを常に最新かつセキュアに保っています。現在サポートバックボーンインフラストラクチャーは移行の最中です。この移行により、お客様の SAP Solution Manager システムの接続、SAP と通信するその他すべてのシステムの接続に影響があります。この移行は 2020 年 1 月に完了します。お客様には、この日までに必要な対応を行っていただく必要があります。

 

アップデート期間中に何が行われるのですか?

テクニカルシステムアップグレードに加えて、最も重要な変更としては https 通信にアップグレードしてサーバー証明書で SSL を使用できるようになります。この変更によって、SAP サポートバックボーンと通信している SAP Solution Manager と SAP システムに影響が及びます。

 

どのような対応をしなければいけないのですか?

SAP Solution Manager 7.2 のサポートハブ接続では、SAP サポートバックボーンとのデータ交換方法が新しくなります。SAP サポートバックボーンと通信する SAP Solution Manager 内のアプリケーションはサポートハブ接続を使用しているか、将来的に使用する予定です。お客様には次の対応を取っていただく必要があります(お客様の現在の状況によって異なります)。

 

状況 1:お客様のシステムがすでに SAP Solution Manager 7.2 を基盤としている場合

  • SPS07(および追加の SAP Notes)または SPS08 を適用してください。

 

状況 2:お客様のシステムが SAP Solution Manager 7.1 を基盤としている場合

  • テクニカル S ユーザーをリクエストしてください。
  • SAP Solution Manager 7.2 SPS07(および追加 SAP Notes の適用)、または SAP Solution Manager 7.2 SPS08 にアップグレードしてください。

 

備考:SPS07 は 2018 年 5 月にリリースされました。SPS08 は 2018 年第 4 四半期を予定しています。SPS07 に関連する SAP Notes がリリースされましたら、このページでご紹介します。

 

現在影響のある SAP Solution Manager のシナリオはどれですか?

ランドスケープ管理

  • ランドスケープ同期
  • メンテナンスプランナー(自動化システム情報のアップデート)
  • SAP Solution Manager からのリモートサービス接続(細情報

テストスイート

  • スコープ & エフォートアナライザー (SEA) 

IT サービス管理

  • インシデント管理(SAP とのインシデントの交換)

SAPエンゲージメントおよびサービスデリバリー

  • エンゲージメントおよびセッション
  • SAP Solution Manager から SAP への SAP EarlyWatch Alert (EWA)
  • サービスコンテンツ更新

注記:2020 年 1 月 1 日以降、SP スタックレベルが SPS07 より低い SAP Solution Manager システムは、SAP サポートバックボーンと通信できなくなります。