よくある質問 (FAQ)

一般的な質問

SAP Solution Manager は SAP Note 628901 に基づきご注文いただけます。SAP Solution Manager の導入支援として、SAP では SAP Solution Manager スターターパック(有償)を提供しています。SAP Solution Manager ホームページのセクション「ご注文方法」をご参照ください。

SAP Solution Manager に関連する以下の項目が含まれています。

  • SAP Solution Manager のソフトウェア
  • SAP Solution Manager, standard edition のライセンス
  • お客様がほかのデータベースの使用を選択された場合には、お客様のデータベースベンダーとの契約に応じたデータベースライセンス料が適用されることがあります。

SAP Solution Manager を実行するには、以下のライセンスが必要です。

  • SAP Solution Manager
  • データベース:SAP DB のライセンスは SAP 保守契約に含まれています。お客様がほかのデータベースの使用を選択された場合には、お客様のデータベースベンダーとの契約に応じたデータベースライセンス料が適用されることがあります。

通常、SAP 障害メッセージのご利用にはライセンス料をお支払いいただく必要はございません。詳細については、SAP Note 628901 をご参照いただくか、あるいはお客様担当の SAP 営業にご連絡ください。

SAP テクノロジーコンポーネントSAP Solution Manager を選択して、SAP 製品出荷マトリクス (PAM) をご参照ください。

SAP Solution Manager と SAP Solution Manager, enterprise edition の違いはなくなりました。Solution Manager, enterprise edition は、SAP enhancement package 1 for SAP Solution Manager 7.0 の機能の 1 つです。

SAP アプリケーションのインストール

SAP Solution Manager は、お客様のため、およびお客様と SAP のコラボレーションのための戦略的アプリケーション管理プラットフォームです。このアプリケーション管理プラットフォームをご利用いただくにあたり、SAP Solution Manager システムは新しい SAP アプリケーションのアップグレードまたはインストールの実行のために必要となります。インストールプロセス中には、SAP Solution Manager システムにてインストール/アップグレードのための「SAP Solution Manager キー」の生成が必要です。このキーがない場合は、インストールプロセスを続行することはできません。詳細については、SAP Note 811923 をご参照ください。

その SAP ソリューションに接続される予定の SAP Solution Manager で Solution Manager キーを生成する必要があります。SAP チャネルパートナーと SAP オペレーションサービスプロバイダー(BPO、ホスティング、AMS)のエンドカスタマーが SAP Solution Manager のセントラルインスタンスを持っている場合に備えて、社内全体で SAP Solution Manager のセントラルインスタンスをご使用になることをお奨めします。SAP Solution Manager のローカルインスタンスを使用せざるを得ない唯一の理由は、技術的な制限(たとえば、セキュリティーのためのファイアウォール)のため、セントラル SAP Solution Manager に SAP ソリューションを接続できない場合です。

インストール、設定、セキュリティーおよび運用

Solution Manager 7.0 自体のインストールには十数時間かかります。システム準備ステップと後処理ステップを含むすべてのインストールには、1 つの SAP Solution Manager システムあたり約 1 日かかります。

SAP Solution Manager のインストールを始める前に、インストールガイドの最新バージョンを必ず確認してください。詳細については、マスターガイドをご参照ください。

システムは SAP Solution Manager 専用である必要があります。 SAP Solution Manager の上にほかのコンポーネントをインストールすることはできません。

SAP Solution Manager が、個別のハードウェアを必ずしも必要とするわけではありません。 既存のハードウェアに個別インスタンスとして SAP Solution Manager をインストールできます。

最低限のオペレーション(メンテナンスオプティマイザー、SAP EarlyWatch Alert など)で SAP ソリューションを運用する場合は、1 システムランドスケープで十分です。ミッションクリティカルなオペレーション(変更依頼管理、システム監視)につきましては、SAP Solution Manager の運用は 3 つのシステムランドスケープ(開発システム、テストシステム、本稼動システム)で行うことが理想的です。

緊密な機能統合のメリットを活用するため、SAP では 1 つの SAP Solution Manager ですべてのシナリオを実行することをお奨めします。 SAP Solution Manager シナリオ(変更依頼管理、障害原因分析など)は、すべて単一のシステムで実行してください。ただし、技術的には複数の SAP Solution Manager を同時に運用することはできます。

緊密な機能統合のメリットを活用するため、SAP では 1 つの SAP Solution Manager ですべてのシナリオを実行することをお奨めします。 SAP Solution Manager シナリオ(変更依頼管理、障害原因分析など)は、すべて単一のシステムで実行してください。ただし、技術的には複数の SAP Solution Manager を同時に運用することはできます。

エンドツーエンド障害原因分析には、(Web AS ABAP と Web AS Java が 1 つの SAP システムに存在する)SAP ダブルスタックシステムの SAP Solution Manager 7.0 が必要になります。SAP は、SAP Solution Manager をユニコードで運用することをお奨めします。ユニコードに関するカスタマーレターもご参照ください)。すべての新規 SAP Solution Manager はユニコードでインストールする必要があります。SAP Solution Manager 7.0 の旧リリースからアップグレードし、まだユニコードを使用していないお客様につきましては、Web AS ABAP をユニコードシステムに移行することをお奨めします。それができない場合、お客様がユニコード変換を完了されるまで、SAP では非ユニコードの ABAP スタックによるエンドツーエンド障害原因分析を SAP Solution Manager 7.0 SP13 以降でサポートいたします。

システムランドスケープディレクトリー (SLD) は、お客様のランドスケープでインストールされている全システムの情報のセントラルリポジトリとしての役割があります。この情報は、本稼動サテライトシステムの単一 SLD(リモート SLD)から転送されます。この転送は、各本稼動システムに対してマニュアルで設定する必要があります。



SAP ソリューションの導入およびアップグレード

SAP Solution Manager の導入コンテンツはリリースに依存しません。実際には、導入コンテンツは個別のソフトウェアパッケージ (ST-ICO) で提供されます。これは SAP Solution Manager のすべてのリリースのアドオンとして使用されます。

最新のコンテンツは、SAP Support Portalのソフトウェアダウンロード > ソフトウェアの検索にて検索用語に ”ST-ICO” を入力して検索し、ダウンロードできます。

現在の導入コンテンツは、https://implementationcontent.sap.com/bpr でご確認いただけます。

ARIS for NetWeaver では、SAP Solution Manager の導入コンテンツまたは導入/アップグレードプロジェクトからビジネスプロセスモデルをダウンロードできます。それから ARIS for NetWeaver を使用してモデルの追加書き込みと拡張ができます。拡張されたモデルは SAP Solution Manager の対応プロジェクトに再度アップロードできます。

ツールの観点からすると、SAP Solution Manager 導入機能は ValueSAP ツールの後続機能であり、導入面に対応しています。すなわち、導入アシスタント、Q&Adb、およびマスターリストなどのすべての主要 ValueSAP/AcceleratedSAP ツールは SAP Solution Manager 機能に代わりました。

SAP Solution Manager では、Microsoft Project へのダウンロードに対応しています。データは 2 段階でダウンロードされます。

  1. Microsoft Excel へのダウンロード
  2. Microsoft Excel から Microsoft Project へのアップロード

ただし、SAP Solution Manager のプロジェクト構造の変更や更新を Microsoft Project に反映するには、プロジェクト構造を再度ダウンロードして、現在の Microsoft Project 構造設定を上書きする必要があります。

サービスデスク

非 SAP コンポーネントで SAP Solution Manager のサービスデスクをご使用になるには、弊社担当営業までご連絡ください。

この場合の第 1 段階としては、弊社担当営業にご連絡いただき、要件をお聞かせください。標準の SAP Solution Manager または CRM シナリオでない場合には、そのソリューションについてのコンサルティング(たとえば SAP Solution Manager コンサルティングパッケージ)が含まれることになります。たとえば、CRM コンサルティングからの SAP Solution Manager のコンサルティングチームによるスコーピングワークショップが考えられます。その後、ワークショップの結果に基づいて、コンサルティングと営業部門から提案を行います。

ソリューション監視

SAP Solution Manager のシステム監視機能は、CCMS 監視インフラストラクチャーを基盤としています。このインフラストラクチャーには、監視データをインポートまたはエクスポートできるオープンな標準インターフェースがあります。このインターフェースは、さまざまなシステム管理のソフトウェア業者によってすでに使用されています。

SAP Solution Manager からのすべての監視データ(ビジネスプロセスステップ関連データを除く)は、CCMS インターフェースを介してシステム管理ツールに読み込むことができます。

サードパーティーシステム管理ツールで収集され、SAP Solution Manager へ(CCMS 経由で)送信されたすべての監視データは、SAP Solution Manager のグラフィカルユーザーインターフェースに表示されるシステム、インターフェース、またはビジネスプロセス(ステップ)に割り当てることができます。

変更依頼管理

ABAP 移送/修正システム (CTS) は、SAP NetWeaver 7.0 SPS 12 によって 非 ABAP オブジェクトを移送することができるよう拡張されました(CTS+)。CTS+ はあらゆる種類の移送、つまり ABAP オブジェクト、Java オブジェクト(SCA、SDA、EAR)、ポータルベースオブジェクト(EPA、PAR)、PI オブジェクト、SLD コンテンツ、および原則その他のファイルタイプ(DOC、XLS、XML など)すべての移送にご使用いただけます。

OTO は、移送依頼を論理的に 1 つにまとめて、それを標準移送/修正システム (CTS+) で移送するコンセプトです。CTS+ は、ABAP および非 ABAP の変更の移送において、整合性の保障を技術的に可能にします。

変更依頼管理は SAP Solution Manager のシナリオであり、以下の SAP ソリューションに対するインターフェースを含みます。

  • プロジェクトコンテンツ管理の SAP Solution Manager
  • プロジェクト管理のためのプロジェクトフェーズ
  • お客様に最も重要な SAP Notes を提供する HotNews
  • インシデント管理および変更管理のエンドツーエンドサポートのためのサービスデスク統合
  • プロジェクト管理のための cProjects(任意)

サービスの提供

SAP EarlyWatch Alert では、お客様のさまざまなシステムからデータが収集されます。収集されたデータは、SAP Solution Manager システムでの処理のために転送されます。

  • SAP EarlyWatch Alert の評価が赤色である場合には、SAP Solution Manager から SAP 宛てのメッセージが作成され、SAP へレポートが送信されます。サービスエンジニアからお客様へご連絡を差し上げ、SAP EarlyWatch Check、または問題の解決方法のどちらかを提供します。
  • SAP EarlyWatch Alert の評価が黄色または緑色の場合には、データは SAP Solution Manager 内に保持されます。SAP EarlyWatch Alert のデータは 4 週間ごとに SAP サポートへ送信されます。

日常的なサービスは、お客様ご自身が SAP Solution Manager を使用して実行することができます。これらの標準セルフサービスは綿密に作り上げられたベストプラクティスであり、お客様による問題状況の解消および事前回避を行っていただけます。すべてのセルフサービス、およびほかの SAP サービスには、システムとそのステータスの技術詳細についてのレポートが自動生成される機能があります。サービスレベルレポートおよび SAP EarlyWatch Alert では、SAP ソリューションの状態が反映されたアラートとメッセージがトリガーされます。サマリーサービスレポートは、ハードウェアおよびソフトウェアの問題に関する意思決定を促すために不可欠な管理情報源です。

Solution Management のベストプラクティスとは、ソリューションランドスケープの導入および管理における複雑な問題を容易にするためにご利用いただける文書です。ベストプラクティス文書により、SAP およびカスタマーの多くの経験から利益を得ることができます。多くの SAP カスタマープロジェクト、および SAP EarlyWatch Check または SAP GoingLive Check などの SAP サポートサービスから、これらの経験が精選されました。

はい。トレーニングと認定の後、すべての VAR は SAP Solution Manager でお客様へリモートサービスを提供できます。VAR には SAP Solution Manager がインストールされ、お客様はリモート接続により SAP Solution Manager に接続いただけます。

SAP Solution Manager サービスデスク XT

  • SAP Solution Manager は、アプリケーション管理に焦点を当てています。サービスデスク XT は、セールスプロセスまたはマーケティングプロセスでのご使用を想定していません。これらのプロセスは SAP CRM のコアコンピテンシーです。
  • SAP Solution Manager サービスデスク XT は、IT および通信デバイス関連の依頼に対してのみ使用される必要があります。SAP CRM では、IT および通信デバイス関連の依頼と同様、その他の依頼、たとえば設備管理、テクニカルサービス管理、従業員および顧客サービス関連などのサービス依頼にも対応することができます。
  • SAP Solution Manager では、変更依頼管理、ビジネスプロセス監視、およびその他のアプリケーション管理プロセスとの緊密な統合が可能となります。これは、SAP CRM では提供されません。
  • インタラクションセンターおよびサービス管理機能は SAP CRM のコアコンピテンシーであり、継続的に拡張されます。SAP Solution Manager 7.0 uses CRM 5.0 technology.SAP Solution Manager 7.0 では、SAP CRM 5.0 の技術が採用されています。

SAP Solution Manager および SAP CRM は、それぞれ独自のリリースサイクルに基づいています。

サービスデスク XT の前提条件として、SAP Solution Manager サービスデスクの事前設定を有効化し、SAP Solution Manager 導入ガイド (IMG) の必要な設定ステップを実行することをお奨めします。

SAP Solution Manager サービスデスク XT を使用する際は、3 つのシステムランドスケープ(開発システム、テストシステム、本稼動システム)のご使用をお奨めします。

SAP Solution Manager 7.0 では、外部プロバイダーによるヘルプデスクシステムとメッセージを交換するためのオープンインターフェースが提供されます。これにより、お客様による既存のサポートインフラストラクチャー/ヘルプデスクと、SAP アプリケーションに対するサポートを提供する SAP Solution Manager サービスデスクの拡張オプションとの統合が可能となります。

この SAP 認定インターフェースは、すべての SAP パートナーによってご使用いただき、各自のツールに導入していただくことができます。メッセージは、プラットフォームに依存しない、簡単かつ柔軟な運用のための Web サービスを利用して、SAP Solution Manager とその他のシステム間で交換されます。

SAP Solution Manager サービスデスクを既存ヘルプデスクアプリケーションに接続するには、Web サービス API 設定をご参照ください。

SAP Solution Manager adapter for SAP Quality Center by HP

ソフトウェアのご購入手続き後に、SAP Support Portal のソフトウェアダウンロードセンターよりダウンロードしていただけます。

テストライセンスをご入手いただくには、SAP の担当営業までお問い合わせください。テストライセンスは、各国の契約を前提としています。SAP Solution Manager adapter for Quality Center by HP のテストライセンスをご取得後、SAP Support Portal のソフトウェアダウンロードセンターからソフトウェアをダウンロードしていただけます。

Process Scheduling adapter for SAP Solution Manager

ソフトウェアのご購入手続き後に、SAP Support Portal のソフトウェアダウンロードセンターよりダウンロードしていただけます。

テストライセンスをご入手いただくには、SAP の担当営業までお問い合わせください。テストライセンスは、各国の契約を前提としています。SAP Solution Manager adapter for Quality Center by HP のテストライセンスをご取得後、SAP Suppot Portal のソフトウェアダウンロードセンターからソフトウェアをダウンロードしていただけます。

トレーニング

SAP Solution Manager をご利用のお客様は、SAP Tutor ライセンスを無償でご取得いただけます。これにはお客様の SAP ソリューションで本稼働している SAP Solution Manager をご利用であることが前提条件となります。SAP Tutor のこのバージョンでは、SAP 関連チュートリアルの作成と編集(SAP Tutor レコーダーおよびエディターソフトウェアを使用)が可能なユーザー 5 人までにライセンスが供与されます。お客様の会社でライセンスを供与されているすべての SAP ユーザーは、SAP 関連チュートリアルを実行するための SAP Tutor プレーヤーソフトウェアがご利用いただけます。SAP 関連チュートリアルとは、お客様の SAP ソリューションとそのプロセスに関連するすべてのチュートリアルのことです。ほかの目的でより多くのユーザーが SAP Tutor をご利用になるには、担当営業へご連絡をいただくか、あるいは SAP Tutor Web サイトにて詳細をご参照ください。
www.service.sap.com/SAPTutor

シミュレーションや文書(BPP、演習問題/ソリューション、作業指示、ジョブエイド、設定文書、およびテスト文書)などの e ラーニングオブジェクトを作成できます。それらのオブジェクトは、SAP Solution Manager の適切なビジネスシナリオ/ビジネスプロセス/プロセスステップ/ロールに直接貼り付けることができます。これにより、ユーザーは SAP Solution Manager で作成されたロール固有のラーニングマップから、それらのオブジェクトにアクセスできます。

トラブルシューティング

SAP Solution Manager で障害が発生している場合には、インシデントを登録してください。メッセージコンポーネント SV-SMG(SAP Solution Manager 全般)とそのサブコンポーネントをご使用ください。

送信システムと受信システムの間のシームレスな認証を確立するには、2 つの方法があります。

  1. 送信システムとセントラルシステムの間で認証されたシステム関係を確立
  2. セントラルシステムへのログオンで RFC 宛先に一般ユーザーを使用

注記: IRFC 宛先に一般ユーザーを使用する場合には、追加ログオンはありません。ただし、この場合には、セントラルシステムの登録者として一般ユーザーが常に表示されます。SAP Note 388814 をご参照ください。

どちらの方法においても、ユーザーには両システムで同じユーザー ID をご使用いただく必要があります。